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【時々刻々】格差解消・財政健全化の視点を要望

     9月を迎え、民主党愛知県議団では来年度の予算編成に向けた要望事項をまとめ知事

に要望書を提出する政策論議に入りました。

    産業・経済基盤の整備については毎年度強く要望をしていますが、加えてここ数年は、

子育て支援・医療介護の充実を強く働き掛けてきました。その甲斐あって保育施設の整備

や医療過疎地の解消に向けて少しずつ改善が図られてきています。これらの課題は継続

して改善の要望をしていきますが、併せて格差の解消や将来の財政負担といった構造的

な課題にも言及した要望内容にしていくこととしています。

   デフレからの脱却を唱えて異次元の金融緩和が行われました。確かに株価は上がり富

裕層には追い風が吹いた政策でしたが、期待した社会全体へのトリクルダウン効果は不

十分なまま却って格差拡大を加速させる結果となりました。また企業にとって都合のいい

働き方を容認することで雇用は増えても中身は非正規社員が大半といった不安定な雇用

環境の中で経済が支えられている実態を何とか早く改善していかねばなりません。

 そして低負担・高福祉を進めてきたこの国の福祉政策のツケが高齢社会の進展とともに

重く将来の財政にのしかかっています。わが国の借金は1千兆円を超え、愛知県の借金も

5兆円を超えました。この返済は人口が減少する子どもや孫の世代にツケ回しです。この

構造的課題にも早く区切りを付けなければなりません。

 見かけの数値に一喜一憂するのではなく、その背景にある問題の本質が改善されてい

るのか否か、といった視点を持って来年度の予算要望書を作成していきたいと考えます。

愛知県が将来にわたって安心して働き生活できる地域であることが重要です。

                          【 9月4日発行「矢作新報 時々刻々」に掲載】