前回3月30日発行の本紙でも報告しましたが、
県議会で私の所属する会派「新政あいち県議団」として研究してきたテーマ、
中小企業の人手不足・人材育成について少し動きがありましたのでご紹介したいと思います。
まず人手不足対策として、各市町村が運営するシルバー人材センターの活用です。
法改正によって従来の軽作業に加えて、派遣等の業種職種に限って週40時間まで就業が可能となりました。
シルバー人材センター会員数も伸び悩んでいる現状と定年後も元気なシニア層の活躍の場の提供とを
結び付ける対策として、この制度を活用した人材確保策を県に提言しました。
地元豊田市でもこの動きがあるようです。
また、人材育成においては企業で技能を蓄積されたシニアの方を人材登録(バンク)する制度を立ち上げ、
必要とする企業に派遣する仕組みをスタートさせました。
こうした県の取組が人材不足に悩む中小企業の皆さんにとって少しでもお役に立てば…と願うところです。
もう一つ議会で知事に提言した内容で、外国人技能実習生に対する日本語指導の充実を求める要望をしました。
この制度は海外の若者に日本の技能・技術を学んで母国の発展に資することを目的としたものですが、
残念ながら一部の企業では低賃金労働を強いて失踪させるケースも出てきています。
法改正によって監理団体や企業の果たすべき役割を強化してこれらの問題に対応することとしていますが、
日本に夢と希望を持って訪れた海外の若者たちに技能とともに日本文化も知ってもらって
日本ファンになってもらうことも今後の使命と思います。
そのためにも日本語を習得できる機会を県として充実すべきと考え提言しました。
着実な前進を図っていきます。
【矢作新報社「時々刻々」2018.6.1号に寄稿】